コーヒーをもっと知ろう
コーヒーの木

コーヒーの木は、カフェインなどのアルカロイド類を多く含むアカネ科に属する熱帯性低木です。自然の恵みに感謝をするとともに、コーヒーの木、その葉、そして美しく可愛い花、さらにそこに宿った実が、歴史の中で育まれて、目の前のカップに注がれています。
コーヒーの木は種を蒔いて3年目くらいから最初の花をつけます。花が咲いてから約8ヵ月かけて緑色から真っ赤な実に熟します。4~5年経過したころから収穫量が多くなり、手入れをよくすれば30年くらいの間収穫をあげることができます。
インスタントコーヒーも、もちろんレギュラーコーヒーもコーヒー以外に何物も含まれていない混じりけのない純粋な自然飲料です!
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コーヒーの葉艶やかで深い緑色をしています。太陽の光をいっぱい受けて、力強い成長を感じるさせます。 |
コーヒーの花白くて小さいコーヒーの花は、ジャスミンのような甘い香りがします。葉の付け根に群集して咲きます。 |
コーヒーの実収穫期のコーヒーの実は、真紅色に熟します。その他、形からコーヒーチェリーと呼ばれています。 |
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コーヒーの生豆収穫したコーヒーの実から、果肉や皮を取り除くと、みずみずしいコーヒーの種子がでてきます。これがコーヒーの生豆です。 |
コーヒーの焙煎豆乾燥したコーヒーの生豆をローストしてはじめて、なじみ深いコーヒーブラウンの豆になります。ローストによって、豊かな香りと独特の味わいが生まれます。 |
コーヒーの木3大種
コーヒーの木には多くの種類が有りますが、現在商業的に栽培されているのは、「アラビカ種」「カネフォラ種」の2種です。他に「リベリカ種」というものもあります。
アラビカ種
世界の多くの国で生産されており、コーヒーのおよそ3分の2がアラビカ種です。 アビシニア(現、エチオピア)が原産地だといわれています。高地で栽培され気象条件や病害虫の影響を受けやすい品種です。酸味と香りが特徴です。
カネフォラ種(一般に「ロブスタ種」と言われています)
低地でも栽培され病害虫の影響を受けづらい品種です。苦味とコクが特徴で、19世紀にコンゴ奥地で発見されたのが始まりです。
リベリカ種
西アフリカが原産の品種です。ごく一部の地域でしか栽培されておらず、栽培地域内だけで消費されています。