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COFFEE BREAK
世界のコーヒー-World-
2012.01.01
Vol.07 フランス パリ市在住 アナベル・ベニランさん
コーヒーは世界の友達。地球上の至るところで味わい、楽しまれている飲み物です。全日本コーヒー協会では、各国の"コーヒー大好きピープル"たちに現地取材。"地球人のコーヒーブレイク"を紹介します。
フレンチプレスで丁寧に、ホッとするひととき。
Vol.07 フランス パリ市在住 アナベル・ベニランさん
Anabel Benilan(アナベル・ベニラン)
職業:デザイナー イラストレーター
1979年 マルセイユ市生まれ
職業:デザイナー イラストレーター
1979年 マルセイユ市生まれ
アートスクールを卒業した後、あの騎馬劇団「ジンガロ」のコスチュームスタッフとして活躍していた時期もあるアナベル。今はデザイナーとして劇場の舞台衣装を手がけるほか、モード史の解説シリーズ本のイラストを手がけたり、フリーランスとして活動の場を広げている。
アナベルとコーヒーの最初の出会いは、子ども時代にさかのぼる。
「味見のつもりで飲んだコーヒーが、苦くって......。これは大人の飲み物だと思いこんでからずっと、コーヒーを口にしなかったの。でも18歳になって飲んでみたらおいしい! コーヒーが大好きになりました」。
自宅兼仕事場で飲むコーヒーは、フレンチプレスで丁寧にいれるのが一番好きだ。お昼前にはお気に入りのカフェに出かけ、ゆっくりとコーヒーを楽しみ、週末には一緒に暮らすパートナーのロゴンを誘って行くことも多い。アナベルにとって、コーヒーとは、飲むとホッとひと息つけてリラックスできる飲み物。そして何よりも、家族や友人との会話や、楽しい時間を共有するときに欠かせないものでもある。
「旅先で飲む、その土地ならではのコーヒーもいいですね。特に印象深かったのは、バリ島のコーヒーの生産者を訪ねたとき。伝説のコーヒー"コピ・ルアク"を飲んだの。ジャコウネコの糞から採れるコーヒー豆でいれたもので、そのおいしさといったら!」。
トルコのトルココーヒー、イタリアのバールのエスプレッソ......アナベルの旅の思い出は、いつもコーヒーの香りとともにある。